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    フルーツバスケットinメゼポルタ

    双龍(…ここが好機ッ!!言うしか無い!!)

    双龍「…フルーツバスケット!!」

    瞬間、教室に電撃が走る
    ここに来てのフルーツバスケット
    つまり全替え…!!
    動くしか無い
    思考の中断を余儀なくされる

    鈍器獣、刀神、奏帝「…ちぃッ!!」

    鈍器獣「…がぁあッ!!」

    圧倒的フィジカルを誇る鈍器獣
    まさかの失脚
    出遅れる
    その巨躯と引き換えに失った瞬発力
    完全に裏目

    残る狩人
    双龍、刀神、奏帝…ッ!!

    鈍器獣(ヤバい、コレでチョンボ2…つまりリーチ)

    一方双龍、刀神、奏帝余裕の着席

    否!
    鈍器獣にだけ知り得た穴!
    ほころび!
    そこをつく

    鈍器獣「…打撃武器じゃない人!」


    刀神「…ッ!!」

    コレに驚いたのは圧倒的空間認識能力を持つ刀神
    だが、打撃武器じゃないのは双龍、刀神
    しかし!!
    違う
    双龍と刀神ではその状況が違う…!!
    刀神、ここに来ての4回連続バスケット状態!

    そして
    鈍器獣のみが知る穴
    それ以上の


    先ほどのフルーツバスケットの際
    鈍器獣はぶつかっていた!
    刀神と強くぶつかっていた!
    これは思わぬ収穫
    一度刺される事により盛った毒

    効かないはずが無い
    大鈍器獣と見比べても遜色無い鈍器獣との強い衝突
    その衝撃は刀神をじわじわと弱らせる…!!

    案の定
    出遅れる
    空間認識により導きだしたその椅子にたどり着けない
    目の前に見えるその椅子に座れない…!!


    着席!!
    双龍!鈍器獣!奏帝!

    ここにきて痛恨の1チョンボ…!
    そしてこのチョンボ思っているより大きい
    弱る一方の刀神がここで落としたこのチョンボは途方も無く大きい!

    刀神(考えるんだ…俺が得るべき利を…否!他が被るべき損を!勝機を見いだすのではなく他を摘む戦い!コレはそんな泥仕合!)

    巡る!
    刀神の中にぐるぐると巡る!
    策略と呼ぶには余りにもどす黒い!言わば貶め!

    刀神「…あの、教官」

    双龍、鈍器獣、奏帝(はぁ…ッ!?)

    コレはもう完璧に予想外
    双龍、鈍器獣、奏帝は当然の事、教官でさえのその刀神の挙動には動揺を隠せない!

    狼狽える
    自分のキャパシティを超えた状況に全員が狼狽える

    ここで正気を保っているのは刀神のみ
    逃さすはずも無く、刀神
    ここで決めにかかる!

    刀神「教官…ぼく、おしっこ!」

    瞬間
    教室に電撃奔る!!
    刀神の空間認識力を舐めてかかった双龍、鈍器獣、奏帝の完全な失態
    椅子の向きあっているその円の中だけが賭場と決めてかかった代償

    教官「…え!あ!じゃぁ一回休憩ね!」

    双龍、鈍器獣、奏帝(何…だと)

    当然そうなる

    しかし、変わる
    明らかに場が変わる!
    一流のギャンブラーは勝っている際、席を離れない
    そして、離さない!

    もうこれは言ってしまえば暗黙の了解
    敷かれたレール
    既成概念
    刀神、易々とコレを破る

    刀神「わーい!行ってきまーす!」

    双龍(糞が…この恥知らず…)
    鈍器獣(…これは良くない)
    奏帝(ふぅん…)

    ここで奏帝
    打って出る

    奏帝「じゃぁボクもおしっこー」

    割り込む!
    その刀神の作る主流に逆らうでなく
    意志を持って流される!

    刀神「……なッ!!?」

    双龍、鈍器獣(…はぁ!?)

    教官「あらあら、じゃぁ刀神君と一緒に行って来なさい?」

    双龍、鈍器獣、完全に乗り遅れた事にこの時気付く!
    さっきまで流れを掴み始めていたはずの鈍器獣!
    その恐怖に戦く!
    立ち尽くす!
    まだ立つ必要も無いのに、只只立ち尽くす!

    一方トイレ

    奏帝「よぉ…足は大丈夫かよ?」
    刀神「そこまで分かってたのか…それで、何のようだ」

    ここは食って掛かる
    刀神は知っている、下手に出る事は秘伝にとって何得も無い!

    奏帝「おっとぉ…そう喧々されちゃぁ出るもんも出ねーぜ。いっひっひっひっひ」

    短パンのチャックを開けるそぶりさえ見せない奏帝に刀神は警戒を解かない

    刀神「何のようだ!!」

    奏帝「…そう声を荒げるな。威嚇は弱い生き物のやる事だぜ?」

    刀神「…くっ!!」

    奏帝「本当の強者は刺す!闇に紛れ、見えない所から気付かれずに仕留める!…そう、さっきのお前の様にだ」

    刀神、奏帝互いににらみ合う
    この間双龍、鈍器獣に起きる異変に気付く事も無く!


    刀神、奏帝がトイレで談合を始めんとする中
    双龍、鈍器獣それに気付き真似る
    否、超える為の真似を始める

    双龍「…鈍器獣君、この状況は危険だ」
    鈍器獣「…」

    周りの狩人、コレに気付く事無く騒ぐ
    かき消される2人の話し合い
    そして、それに焦る剣聖!

    剣聖「…まるで聞こえねぇ!これじゃぁ奏帝さんとの約束が!」



    双龍「…が…の時……君が……る。…い?」

    鈍器獣「…ん。そ…こう。」

    剣聖、一気に焦る
    ここで2人の会話を逃す事は報酬を逃すも必然!
    出るしか無い!
    敗者という烙印にすがり、腹を見せつつすり寄る
    正に伏した兵
    剣聖、圧倒的焦燥によりこの年にして真の伏兵を見いだす

    剣聖「ねーねー!双龍君と鈍器獣君さー!」


    鈍器獣「ん?なんだ剣聖」
    双龍(…?)

    返事をしたのは鈍器獣
    話をリードしていた双龍を釣りたかったが、ここは鈍器獣で妥協
    いや、鈍器獣を釣り上げなし崩し的に双龍を狙う
    これが最上

    剣聖「ボク、もしかしてと思うんだけれど、刀神君と奏帝はトイレでズルする話し合いしてないかなぁ…」

    もったいぶる事など無い
    腹を見せるのなら初手
    それも飛び切りの腹
    奏帝を信頼しての浅い裏切り
    コレが効かなければどうせ懐には入り込めない

    鈍器獣「俺等もそう思ってんだ!だからよぉ…!」


    双龍「鈍器獣、それ以上は言うな」

    ここで双龍、止めに入る
    猜疑心や不安などではない
    誰よりもお外で遊ぶ双龍だからこその勘
    野生の勘!!

    鈍器獣「…おう」

    従う
    当然、従うほか無い
    そもそも作戦を立てたのも持ち寄ったのも双龍

    誰よりも大きく、誰よりも慕われる鈍器獣は
    人の引っ張り方と同時に人への付いていき方
    その分別があった

    剣聖(…だろうな)

    しかし、ここで焦る剣聖ではない

    剣聖「…じつはボク、知ってるんだ。刀神君の作戦」

    双龍、鈍器獣(…!?)

    聞くからにデタラメ…!!
    全くのデタラメ…!!
    しかし、たじろぐ

    この情報のおかしさを加味した上で
    なお、たじろがざるをえない!!

    双龍「…それは本当かい?」

    コレが正解
    ほぼ意味が無いこの質問が精一杯の正解…!!

    剣聖「うん!実はね!刀神君が…で……奏帝は……だって!!」

    鈍器獣「…そ、そんな…アイツ等人の子じゃねぇ…!!…悪魔かよ!!」

    双龍(…どれかが『真』の言葉。それを探れ。そして『虚』もまた『真』に近づく為の手がかり…)

    そこに刀神、奏帝帰還
    時間を見ても
    おしっこをして手を洗ってゆっくり帰って来たと言えば疑われない程度の塩梅

    教官「よぉし!それじゃぁ2人とも帰って来たし!続きしましょうか!」

    双龍、鈍器獣、刀神、奏帝「は~い!」

    奏帝が席に戻るその時、剣聖がすれ違う

    剣聖「作戦は入手不能、申し訳ない。そのかわり全部に関節決めといたぜ」

    奏帝「関節…?あぁ、成る程。助かった」

    教官「じゃぁみんな席に着いたかな?」

    ここで双龍、鈍器獣度肝を抜かれる!

    奏帝が座っていたその椅子に!
    刀神が平然と座り!奏帝が立っている!
    おかしい!そんなはずが無い!
    本来ならば、さっき負けた刀神がおしっこ休みを申し入れたその続きからならば!
    刀神が立ち、双龍、鈍器獣、奏帝が着席したまま再会
    それが当然

    もちろん意義を唱える
    これを通す事は予想の範疇を超えてしまう
    それは何よりも避けたい

    双龍「教官!さっき中断した時は刀神君が負けたところでしたよ!」

    当然の異議
    もはや忠告
    しかし、返された言葉はまさかの言葉!!

    教官「…あら?そうだったかしら?」

    双龍「…はぁ!?」

    予想外
    この回答は全くの予想外
    おかしい
    こんな回答は絶対におかしい

    しかし、双龍ここで思い出す!!
    友達の家から帰る時のあの親の言葉!!

    双龍「やだー!タイゾウ君ともっと遊ぶー!一緒にご飯食べるー!」

    親「はいはい。また今度ね」

    はいはいまた今度ね

    はいはいまたこんどね

    ハイハイマタコンドネ

    haihaimatakondone

    ……



    『親』と言う生き物は
    そして『親』と言う立場は元来そういうもの
    そしてこのメゼポルタの中での『親』は明らかに教官!

    それは、狩人の多数が誤ってお母さんと呼んでしまう事からも伺える!

    完璧な失念

    無効な約束
    不縛の取り決め
    それはお母さんとの約束と同義語

    何故ここに気付けなかったのか

    なんの為のギャラリーか
    もっと植え付けるべきだったのだ

    『刀神君が負けたところから再会』

    これが言えなかった事が
    ここまで大事に
    大きな炎となって双龍と鈍器獣の酸素を奪う!!

    しかし!
    ここに救世主登場
    己が処理し忘れた業火に焼かれる双龍、鈍器獣にはさながらジャンヌ•ダルク!!

    ミズキ「教官ー、でもあたしも刀神君が負けたとこからだと思うの!」

    吹く!
    逆風が吹き荒れる!
    双龍、鈍器獣を焼き尽くさんとその手を伸ばしていた火は、刀神、奏帝に降り掛かる!

    ギネル「俺もそうだと思う」
    他狩人「おう!確かに!」「うん!私もそうだと思う!」「うんうん!絶対そう!」

    ここで鈍器獣
    ついに動く
    鈍器獣「まぁオマエ等の好きに初めて良いよ。刀神、奏帝」


    双龍(…これは良い手!!)

    鈍器獣、賢い言葉の選択

    『オマエ等』
    この一悶着が刀神と奏帝の2人の共同作業であろう事を違和感無く吹聴する
    そして
    『好きに初めて良いよ』
    ここでギャラリーを一気にサポーターへと変質させる
    こういったパブリックなギャンブルでは、環境ごと味方につけるのは定石!

    しかし!!
    奏帝!
    魅せる!
    そのセンス!経験!口八丁!

    奏帝「ありがとう。じつはさっき刀神はさ…」

    実は
    この言葉は老若男女を虜にする

    「実は俺、口から排熱出せんだよね…」
    「実は私、おばあちゃんが食材屋なの…」

    今までの常識を覆すこの言葉!!
    聞かずにはいられない!!
    固唾を飲んでその真意を待つ!

    奏帝「じつはさっき刀神、そうとうおしっこガマンしてたみたいでさ…だから、フェアじゃねぇじゃん?」

    双龍、鈍器獣(…ッ!!)

    ざわ
    ざわざわ

    さっきまでと打って変わりどうして良いか分からずざわつくだけの狩人達
    それもそのはず
    刀神はとても恥ずかしそうに下を向いたままなのだから

    刀神「……」
    刀神(ふん。一時の辱めに耐えられずにフルーツバスケットなど出来やしない!この後それを嫌という程教えてやるさ!)

    奏帝「だからさ!俺まだチョンボ一回もついてねーしここは俺が負けたって事にしといてくんねーかな?」


    受付嬢達
    「…うん。奏帝君がそれでいいならそうしてあげて!」「私もそれが良いと思う!」
    「賛成!」「…かっこいい」「刀神君…さっきはなんだかごめんね?」

    双龍、鈍器獣(バ…バカな!!)

    双龍、鈍器獣この状況を理解出来ない
    全く意味が分からない
    何も道理が通らず、何も真実ではないこの状況

    しかし通る!
    かっこ良ければ!!
    少なくとも女子にはまかり通る!!

    女心
    コレをこの年にして理解し、掌握した奏帝に軍配が上がる!!

    双龍がお外で遊んでいる間!
    鈍器獣が軍団を作ってメゼポルタを闊歩している間!
    奏帝は確実に学んでいた!
    女子達の会話から、その乙女心を!

    刀神(…ふん、気に食わないけど奏帝の言った通りだったな)

    奏帝「ありがとうみんな。じゃぁ!俺からいくぜ!」

    瞬間、嫌でも臨戦態勢を取る双龍、鈍器獣
    尻は椅子を離れ、ほぼ空気椅子の状態

    ここからが勝負
    言わばさっきまでのは地ならし
    最後に笑うのは結局、椅子に座っていた者のみ…!!

    奏帝「…カブトムシ食べた事ある人!!」

    双龍、鈍器獣(……!?)

    動けない
    予想外の指示に空気椅子のまま動けない二人

    奇妙に思う反面ほっとして椅子に座ろうとする

    その時

    奏帝「えー!なんだー鈍器獣なら食べた事あると思ったんだけどなー!」

    まさかの挑発
    ここに来て何を得ようと言うのか、奏帝の奇行は止まらない!

    鈍器獣「…ッ!!何だとおm」
    受付嬢達「アハハハ!確かにー!」「奏帝君おもしろーい!」「もうやめてよー!wwww」

    鈍器獣「な…なんだってんだ…」

    通る
    この挑発がウィットに富んだジョークとして通ってしまう!
    許される!
    そう、奏帝は今かっこいいのだから!

    奏帝(…良いね。良い感じだ)

    あははははははは         うふふふふふふ
          きゃっはははははは          ほほほほほほほ
    確かに食べてそうwwww てか主食だよね絶対wwww
    おかずもカブトムシwwwwご飯もカブトムシwwwww
        きもい          うざい          でかい
    でぶ         くさい             きもちわるい

    鈍器獣「…ってない」ドゥン、、、

    双龍「…!!落ち着け鈍器獣!!」

    鈍器獣「俺は…ない!!」ドゥン!

    双龍「ヤメろ!!」

    鈍器獣「俺はカブトムシなんか食ってなーい!!!!!」ヴァン!!

    鈍器獣は真ん中に立つ奏帝めがけて拳を振り上げジャンピングスタンプ!

    刀神(…さっきの空気椅子はこのため、鈍器獣が確実に殴り掛かる為…!!人間、一度座ってしまえば怒る時には立ち上がるだけで落ち着いてしまう事がある。だから、座らせない。そうする事によって立ち上がるのを省き、すぐに殴り掛かる…!)

    奏帝、しかしこれをひらりと避ける
    予め知っていた攻撃
    避けれるのが必然
    まして鈍器獣は体が大きくパワーがある反面、そのスピードは並よりも劣る

    結果、惨めに這いつくばる鈍器獣
    一瞬の静寂の後、教室内に響く張り裂けんばかりの女子の悲鳴
    そして鈍器獣の哀しい泣き声
    そして駆け寄る教官

    教官「奏帝君大丈夫!?」

    ここでまず奏帝の心配をする教官
    ずれている
    明らかに間違った優先順位
    しかし、しようがない
    それもまた奏帝の策中

    奏帝「え、えぇ…大丈夫です。でもボクよりも鈍器獣君が!!」

    教官「…奏帝君あなた、あなたが殴られるところだったのよ!?」

    体を丸めたまま何度も嘔吐き、悔しそうに床を叩く鈍器獣
    そこに最悪の助けが差し伸べられる

    奏帝「…さっきは言い過ぎた。ごめん」

    そう言って手を差し伸べた奏帝

    許せない
    絶対にその手は掴んではいけない
    言わば悪魔との契約

    しかし、ここで奏帝と和解した形を見せなければ女子の中での評価は下がる一方なのでは?
    カブトムシを食べているままになってしまうのでは
    そんな不安がよぎる

    悪魔は、そう言う時にしか来ない

    奏帝「…鈍器獣、もし俺を許してくれるのならこの手を取ってくれ」

    あまいその言葉に揺らぐ
    ここで、この真っ黒な手を握ればもしかすると女子の間で奏帝と同格に見られるのでは
    あぁ、もうそれで良いじゃないか…
    そうしよう…

    双龍「やめろ」

    双龍の静かな怒声に鈍器獣、我に返る
    そして双龍、静かに手を差し伸べる

    双龍「俺の手を握れ鈍器獣、それは余りにもおぞましい悪魔の手だぞ」


    そして鈍器獣、涙を拭いその手を握る
    それはもう弱者に強者が差し伸べる欺瞞に満ちた救いの手ではない

    戦友の骸を掬う、最期の握手

    双龍「…後は任せろ」

    奏帝(…ちっ)

    刀神(……)

    そして、三者席に座る

    教官「え…何をしてるの?もう…そんな場合じゃ…」

    双龍「教官、悪いけどここはもう、とっくにこんな場合だ」
    刀神「…右に同じ」
    奏帝「…みんながまだやるならボクもまだやりたいです」

    しかし、まだ狩人達は気付いていない!
    椅子が一個多くてみんな座れてしまっている事に!

    ざわ
    ざわざわ
    ざわざわざわ

    双龍、刀神、奏帝「………。」
    教官「…ごくん。」


    一向に動かない
    いや、動けない
    鈍器獣の途中退場を受け、椅子が一つ足され
    正に椅子の飽和状態!
    供給多価!!
    メゼポルタ内デフレ!!

    教官「み、みんな…椅子が…」

    双龍「あぁ…知ってる」
    刀神「…」
    奏帝「教官!大丈夫なんでちょっとほっといて下さい♪」

    教官「そ…そう」

    ここで動いたのは刀神
    刀神「…どうかな、1人増やすって言うのは」

    奏帝(…そうだ、このタイミングだ)

    双龍「…どういう意味だ」

    刀神「単純な事さ、需要が供給に追いついていないんだから、需要を増やせば良い」

    ざわ
    ざわざわ
    ざわざわざわ

    奏帝「…そうだね」

    ここでも生きる!!
    奏帝の得た圧倒的市民権!!

    教官「増やすって一体誰を…」

    奏帝「剣聖君…が良いなぁ」

    ざわ
    ざわざわ


    双龍「でも奏帝君が誰か決めるの…?」

    奏帝「いや、ボクは誰でも良いんだよ!…『殴られ無ければ』ね♪」

    双龍(何て奴…鈍器獣を陥れたのも只の布石、ここで剣聖を通す為の前準備…!!)

    剣聖「ボクで…良いの…?」

    双龍、この時奏帝の恐ろしさを痛感する
    が!しかし!
    同時に滾る!!今まで蓋されていた正義の心!!

    双龍「…良いよ。剣聖君を加えてやろう」


    刀神「じゃぁせっかくだから、今までのチョンボ数消さない?じゃ無いと剣聖君有利すぎるよ」

    双龍「…え…な…?」

    狩人達「確かにな」「なんかもう色々あったしその方が良いかも」「刀神君が1番冷静だしそれが良いんじゃないかな」

    教官「そうね…この勝負、ここで一旦仕切り直し。全員のチョンボは0とし再スタートとします」

    双龍「そんな…」

    剣聖「ちぇっ!勝てると思ったのにー!」

    狩人達「そうは行くかよーwwww」「おまえずるいぞ!wwww」「おいおいwwww」

    双龍(いや、もうたじろがない。それさえも、それこそがアイツ等の術中!虚の逆が真である様に!窮地も又それこそが活路!!)


    教官「…それでは4方。これより☆組フルーツバスケット最終組、幕開けとさせて頂きます」

    双龍「あぁ…」
    刀神「…おう」
    奏帝「いいですよ♪」
    剣聖「はい!」

    ざわ
    ざわざわ

    剣聖「…それじゃぁボクからだね。行くよ。『フルーツバスケット』!!」

    刀神、奏帝「…!?」

    ここで刀神、奏帝大きく出遅れる
    何故か


    簡単
    『予定と違うから』だ

    刀神、奏帝(バカな!!剣聖の第一投は『今剣二本持ってる人』!コレで確実に双龍だけを動かせるはずだっただろう!)

    剣聖(……)

    結果、出遅れた奏帝がその席を失う

    奏帝(クソがっ!!!剣聖の野郎しくりやがった!!!)

    刀神(…これは)

    奏帝(ふん。まぁ良い。こうなったらこうなったで俺が行けば良いだけの話、その為のチョンボ回帰)

    奏帝「参ったなー…それじゃあ!『今剣二本持ってる人』!!」

    ガタッ

    ガタッ!

    双龍「…クスッ」

    刀神「…!!コレは!!」

    立ち上がったのは双龍!

    そして

    剣聖!!

    奏帝「…はぁあああああ!?」

    脇に光る剥ぎ取りナイフ…
    そして、双龍と剣聖速やかにお互いの席を入れ替える!!
    途方に暮れる奏帝!!

    またしてもその席を失い

    仁王立ち!!

    刀神(…あぁ。これはとんでもない事になったな)


    奏帝「あ…あぁああ…あ…そんな…なんで…」

    双龍「…奏帝君どうしたんだい?そろそろ座らないと疲れるだろう?」
    剣聖「それともそうやって立ち尽くしたまま果てるつもりかい?トキシの様にね…」

    ざわ
    ざわざわ

    教官「…言い得て妙」

    奏帝(なんでいつの間に…おかしい…どこで…だって鈍器獣を退場させて剣聖入れたのだって俺だし、念には念入れて厄介そうな刀神も囲った…なんで…どうして…)

    奏帝、立ち尽くす
    脳みそはもう動いておらず、思考は視界に頼り目の前の処理で精一杯
    そして、視界さえも
    歪む

    刀神(奏帝はもう積みだ…俺は俺の身の振り方を考えんと、このまま惨めに負けたりしたら、誰のお誕生日会にも呼ばれやしねぇ…)

    双龍、剣聖「…刀神君どうする?まだ続ける?」

    刀神「まぁ…とりあえず奏帝トバスんだろ?そっから考えさせてもらおうか」

    双龍、剣聖「…ふぅん。まぁ良いよそれで」

    奏帝「…『ふるーつばすけっと』?」

    何も考え無しのフルーツバスケット
    ここはもう三人が隣の席に座り終了

    結果
    奏帝、棒立ち
    チョンボ3
    即ち
    失格

    教官「…さて刀神よ、どうでる?」


    刀神(まぁ、妥当に考えて剣聖が寝返ったのは俺等がおしっこ行ってる時だな。しかもここにきて序盤の鈍器獣とぶつかった際の鈍痛がぶり返してやがる。おしっこ休憩じゃ充分じゃ無かったか…)

    剣聖「まぁとりあえず椅子は減らさなきゃだよね?教官」

    教官「うむ」

    剣聖「じゃぁ、まだ一回も鬼やってない刀神君の椅子で良いかな。勿論チョンボはノーカンで」

    教官「まぁ、それが最善だろうな。刀神、それで異論ないな?」

    刀神「…はい」

    刀神(こいつ等俺の満身創痍に気付いてやがるな。…上等!!やっぱり和解路線は無しだ!!)

    刀神「…教官、でもその前に」

    刀神「…おしっこ!!!!!」

    ざわ
    ざわざわ

    双龍、剣聖(…ここで)

    教官「…やけに尿が近いな」

    刀神「こんな土壇場、緊張しない方がどうかしてるぜ」

    教官「…行け」

    刀神、勢い良く教室を出る
    そして廊下に出て驚愕する!!
    鈍器獣、奏帝のその変わり果てた姿に!!

    鈍器獣「…ない。ハメない。ハメない。ハメない。ハメ…」
    奏帝「ふいてる。ふいてる。ふいてる。ふいてる。ふいて…」

    刀神「…ッ!!」

    途端!!
    頬を伝う涙!!
    止まらない!!

    理由も分からぬままに溢れ出る!!

    まだ方秘伝である刀神には知らない事が多すぎる
    が、故の言い訳なき賜物!!

    刀神「…くしょうッ…!!…畜生がぁああああああ!!!!」

    そして抱擁
    される事はあれど
    能動的な抱擁は3の長い人生の中でもコレが初めて!!

    刀神「…うっ!…うっ!…うっ!」


    刀神「なんでだ…なんで俺たちは争った…どうせ一人しか勝てないのならば始めからやるべきじゃなかった…」

    刀神、自身の言葉によって脳髄を撃たれる!!

    刀神「そうだ…一人しか勝てない…そもそもフルーツバスケットで…あ!!」

    口元が緩む
    見いだす
    死中に活路を

    そしてその死中こそが光明だと!!

    ガラッ!!

    教官「…戻ったか。では続きを」

    刀神「待て」

    双龍、剣聖「?」

    教官「…何だ?」

    刀神「教官、一つあんたに聞きてぇ事がある」

    双龍、剣聖「…もう良いから続きを始めようよ」

    教官「…言ってみろ」

    刀神「これ、どうやって一位決めるんだ?」

    双龍、剣聖「…ッ!!」
    狩人達(……!?)

    教官(…ニヤリ)

    双龍、剣聖「…確かに」

    教官「それは…最後まで残った『2人』が優勝じゃ」

    ざわ
    ざわざわ

    刀神「だよなぁ。このフルーツバスケット、このままのルールで行くと勝者は二人。つまり一位は決まらない」

    狩人達(……)

    ざわ
    ざわざわ

    教官「そうじゃが?それで何が悪い?」

    刀神「悪いだろ。そんなもん。当たり前だ。
      一位が居ないから必然的に下にも順位が付かない。」


    刀神「間違った平等。勝手に渡される『良く頑張りました』のギルドメダル。
      何の意味がある。1も2も4も5も俺も同じ様に同じだけ頑張った?
      違う。全然違う。
      確かに勝ちを掴む姿勢こそ同じではあったが、その手法、努力得た経験。
      全員バラバラだ!!オマエ等教育者はその違いを見届ける。
      是非を教え、伸ばすべき部分を褒め、正すべき部分を正す。
      コレが教育だろ。全員が平等?
      そんなものは只の職務怠慢!教育者側のゆとり教育!!」

    狩人達(ざわざわ)

    教官「…ふん。言いよる。それで、お前のどうするんだ?まさか勝負を降りるのか?
       そんな事をしてみろ。双龍、剣聖のなんと哀れな事か」

    双龍、剣聖「…畜生ッ!!」

    刀神(…ニヤ)

    刀神「ふん…降りるもんか。しかしな。ここで俺は最後の勝負として『変則椅子取りゲーム』を提案する…!!!」

    ざわ
    ざわざわ
          
    教官「『変則椅子取りゲーム』…だと?」

    ざわ
    ざわざわ

    刀神「あぁ、そうだ。これで1位から3位までをキッチリ決める」

    双龍、剣聖「…でも刀神、椅子取りゲームじゃ一位二位三位を決めるのは無理じゃないか?三   
        人なんだし…」

    刀神「確かに普通の椅子取りゲームならな。でも変則椅子取りゲームはな、
      一回のゲームで1位から3位までが一目瞭然に決まる…!!」

    ざわ
    ざわざわ

    教官「…ルールを言ってみろ」

    刀神「…簡単だ。音楽な鳴り止んだ時に椅子に座っていた奴が3位。
      そして!!その上に座っていた奴が2位!!一番上に座っていた奴が…優勝だ」

    ざわ
    ざわざわ

    双龍、剣聖「た、確かにそれなら全ての順位が一目瞭然だ…でも刀神!!君はもう…!!」

    刀神「ちょっと黙っててくれ…」

    教官「…ふぅむ」

    ざわ
    ざわざわ

    教官「…良かろう。その変則椅子取りゲーム、許可する」

    刀神(…来た!!確かな風向き!!流れ!!神風!!)

    椅子を減らし、椅子取りゲームの音楽を用意する間、双龍、剣聖が刀神にかけよる


    双龍、剣聖「…刀神君、君鈍器獣とぶつかった時の負傷は…?」

    刀神「あぁ。それか、演技だ。トイレ行く為の」

    双龍、剣聖「な!?」

    刀神「ふん。騙される方が悪いのさ」

    双龍、剣聖「…良かった。これで思い切り戦えるよ」

    刀神(そうだ。本気で来い。
      俺が見据えるもっと先の的はそうしないと見えない場所に居る…!!)

    そして
    始まる
    最後のお遊戯
    『変則椅子取りゲーム』


    陽気になる音楽がなるが!!


    当然!!
    誰も座らない!!

    双龍、剣聖動き方が分からず焦る

    只只、焦燥する!!

    そこを見逃さない刀神!!

    刀神「なぁ、座れよ」

    ざわ
    ざわざわ

    双龍「お、お前今何て言ったんだよ?」

    刀神「だから『座れって』言ったんだよ」

    ざわ
    ざわざわ

    双龍、剣聖「はぁあああ!?」

    ざわ
    ざわざわ

    教官(…成る程。巧い)

    双龍「お前、自分が何言ってるのか分かってるのか…!?
      一番下に座ってた奴は『3位』なんだろ!?誰が座るかそんな位置に!!」

    刀神「全員が座ればな」

    ざわ
    ざわざわ

    双龍「は?」

    剣聖(成る程…)

    刀神「だから、『全員が座れば』と言ったんだ。」

    双龍、少し遅れて気付く
    この変則椅子取りゲーム
    そのツボに!!


    つまりこのゲーム!!

    『順位外』がある

    ルールを良く聞いていれば気付けた穴
    椅子に座っている者が3位
    その上に座っている者が2位
    そして一番上に座っている者が1位

    ではそれ以外は?

    当然、失格である!!

    双龍「…成る程。そしてこのオクラホマミキサー、もう何周かしているな…
      そこは教官次第…か」

    剣聖「…ふん。おもしろいなこのゲーム」

    刀神(言ってろ。オマエ等はまだ気付いてねぇ!!
      オマエ等自身が持つこのゲームとの圧倒的不適合要素…!!)


    ざわ
    ざわざわ

    剣聖「でも…お前忘れてねぇか?俺と双龍は元々組んでたんだぜ?」

    剣聖、徐に双龍の肩に手をのせる

    刀神「…!!…くっ!!」
    刀神(良いぞ…!!それこそがオマエ等の穴!!結局の所を決めずに来てしまった代償!!)

    剣聖「良し、双龍座れ。俺が上に座るぞ」

    双龍「…は?」

    ざわ
    ざわざわ


    ここに来て忘れてしまう!!
    剣聖!!
    その適正を忘れ利に走った末の惨状!!
    忘我!!
    忘利!!
    ファーストコンタクトの際、自分が見せてしまった腹!!
    ここにきて響く!!
    責められる!!
    その服従ともとれる弱気で強気な攻めに!!

    双龍「お前なんでそんな調子来いてんの?」

    剣聖「…あ」

    ここにきて気付く剣聖!!
    しかし完璧に手遅れ

    双龍「元々奏帝のあとくっ付いて回ってた様なお前が何でここに入れるか分かってないだろ」

    過失
    過剰

    剣聖はいつの間にか自分の力でそこに立っている気になっていたがそれは思い込み
    奏帝のあとをくっ付き、裏切り、勝ち目の強い双龍に寝返った
    それも彼の力だが、ここで大きく出るのには完璧に役不足!!

    刀神(…キタ!!ここが勝ち目!!1位を決めるタイミングじゃない!
      大事なのは3位を決めようとする時!!)

    双龍「テメーが…ここに座れええぇええ!!このパイナップル野郎がぁ!!」

    椅子に剣聖を押さえ込もうと必死な双龍

    そして!
    鬼人化する双龍に剣聖が腕力で敵うはずも無く!!
    座り込む!!

    しかし見せる抵抗!!
    必死に押さえ込む双龍!!

    刀神!!
    ここを見逃さない!!

    剣聖を押さえ込むのに必死な双龍を押さえ込む!!
    刀神、そのありったけの練気で2人を押さえ込む!!

    双龍「テッ…!!テメェエエエエ!!!」

    剣聖「ち…ちくしょおおおおおおおお!!」

    刀神「ガァアアアアアアア!!!!音楽止まれえええぇええぇえええ!!」

    しかし!!
    止まない!!

    依然!
    オクラホマミキサー!!

    双龍「ガァアア!!!」

    双龍、渾身の力を込めるも剣聖を押さえていたせいで完全に逆手!!
    つまり刀神をはね除けるには背中の力のみ!!

    そして剣聖!
    双龍との悶着のせいでそもそももう体力の限界!!

    刀神!!
    圧倒的有利!!

    しかし、止まらない

    オクラホマミキサーが
    止まらない


    教官(ふん…阿呆め。儂が止めるはず無かろう、コレもうやむや。
       それこそがゆとり教育、『平等の愛』それが『等愛メゼポルタ学園』の教育理念。)


    しかし!!
    教官、次の瞬間音楽を止める!!

    否、止めざるを得ない!!

    刀神「あ!!足がぁああああ!!足が痛いよおおおぉおお!!」

    何のブラフでもない!!
    刀神の誠心誠意!!

    ここで出た真実
    急に出た誠!!


    教官「な…なにぃいい!!ストップじゃ!!ストップウウゥ!!」

    音楽係、コレを聞き音楽を止める!!

    教官「ちがっ…!!音楽では無くて…この試合を…!!」


    誰もが固唾を飲んだ
    突然静かになったその場で誰が最初に喋るのかを…!!



    刀神「…はぁ…はぁ…はぁ。……教官。俺が『1位』だな。」

    ざわ…!!
    ざわざわ…!!


    教官「…ノ…ノーカンじゃ!!嘘付いて保健室に行く様な子は儂は認めん…!!」

    狼狽える
    それもそのはず
    方秘伝に一本取られる教官

    許されない!!
    特にここ
    『等愛メゼポルタ学園』では絶対に許されない!!

    しかし!!
    刀神!!
    靴下をめくると見事な青あざ!!
    教官「な…!!何でじゃ!!おまえ…いつの間に…!!」

    刀神「いつの間に?コレは俺が鈍器獣とぶつかった時に出来たあざだ!
      …やっぱりお前は職務怠慢だ!!」

    教官「が…あ…あああ…あ」

    崩れる!!
    教官!!耐えきれずに膝から落ちる!!


    おわり


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